ドイツ人である コルマネックによる マンドリンと ピアノによる 一対一の コンチェルト (合奏曲) です。 快活におどけたり また シュンとしたりして、多彩で変化があって 面白く、ムニエル の ト長調 コンチェルト と同様、楽しめる曲です。4分の2拍子、アレグロ・コン・ブリオ (元気に速く) で ピアノの低音の 3連音と それに続く強音で始まり、しばらくして アダージオ (ゆるやかに) になって同じ音型で マンドリンが登場します。 その後 テンポも アレグロ (速く) から ラルゴ (非常にゆっくり) まで 様々に変化しつつ、調性も ニ長調 、ニ短調などを経て、また途中 拍子も変化して、最後は アレグロ・ヴィヴァーチェ (非常に早く) で力強く終ります。