組曲 第3番より アリア (バッハ作曲)
Air from Suite No.3 (Bach)
(弦楽合奏を 1st,2nd Mandolin,Mandola,Guitarで演奏、5'18"、MP3 : 4.9MB)
(写真は オーストリア: メルク修道院のパイプオルガン)
"癒し系の曲" という域を超えて、聴くほどに なにやら有り難い気持ちにさせられるほどの宗教性さえもち合わせた名曲です。 ウィルヘルミによって ヴァイオリン独奏曲に編曲された 「G線上のアリア」 も有名ですが、ここでは オリジナルの楽譜で演奏しています。「アリア(aria,air)」 とは 一口に歌劇などにおける叙情的な歌を指し、器楽曲でも叙情的な曲という意味になります。 この曲は管弦楽組曲の中のひとつですが、この第2曲では管楽器は休みで、弦と通奏低音だけの演奏となっています。 ニ長調、4分の4拍子で、前段 (6小節) と後段 (12小節) 各々に繰り返しのある 2部形式。テンポ 25〜30位で演奏する 非常にゆっくりな曲のため、また自然な トレモロ の細かさを維持するために、例えば 16分音符を 4分音符にという具合に 実際の音符を 4倍もの長さにしたうえで、トレモロ を16分3連音符で入力し、テンポ 110で演奏させました。....楽譜を見るとたったの 4段18小節で、しかも音程等はいじらず、単純に 1st・2nd の ヴァイオリンを マンドリンに、ヴィオラを マンドラ に替え、通奏低音を ギターで演奏すれば良いと簡単に考えていたのですが、そういうことで、入力には意外に手がかかりました。なお、オリジナルの楽譜と編成での演奏 も Upしてありますので、そちらもお聴きください。 それから当サイトには 管弦楽組曲 第2番に含まれている 「ポロネーズ」 も Upしてあります。