先日 Upしました レオンカヴァルロの 「朝の歌 (マッティナータ) 」 と、邦題では同名の作品ですが、こちらは "朝の快い寝覚めの歌" といった印象の曲だと思います。4分の2拍子、イ長調。 A、A、B (この演奏で 0'49"から)、A (1'12"〜) の 3部形式。...私の持っている楽譜には「朝、まだ夢の中にある時、遠い世界から かすかに響いてくるような、快い曲を表現してください」とあり、一方で、「ただ、ハーモニクス のテクニックが非常に難しい」とあり、確かに ハーモニクスが多用されていて (この曲では ヴィブラフォンの音を使いました) 、さらには 装飾音も多用されていて、奏くにはかなり難しく、この演奏でもそれらが うまく生かされているか、?です。なお、当サイトには、タルレガ の作品としては「アデリータ」 や 「グランホタ」 など、また 朝の爽やかさを感じさせる曲としては、上記の「朝の歌」、そして (だいぶ趣は異なりますが) モーツァルトの 「フルートとハープのための協奏曲の 第1楽章」なども Upしてありますので、お聴きください。