山 獄 詩 (サルヴェッティ作曲)
Poesia Alpestre (Salvetty)
(マンドリン・アンサンブル、5'42"、MP3 : 5.2MB)
(写真は スイス : インターラーケン付近の景色 <スライドショー>)
合奏曲としては易しい曲で、大学マンドリン・クラブなどで新入部員が演奏するなどに相応しい曲です。有名な リヒャルト・シュトラウスの 「アルプス交響曲」 などとは作曲の出来において比ぶべくもありませんが、曲想としてはそれに似て、山登りをして感じられる苦しさ、楽しさ、喜び、それに周囲の静寂さ、崇高さなどが表現されていると思います。曲は ト長調の元気良く心地よい気分で始まりますが、ホ短調の苦しいような時を経て、また静寂で多少崇高な雰囲気に浸って、最後は再び ト長調の満足感あふれる雰囲気で終わります。