Amazing Grace

北海道 : 奥尻島に沈む夕日

アメイジング・グレイス  (賛美歌)

Amazing Grace (Hymn)

(マンドリン・アンサンブル (Mandoln1.2,Mandola,Guitar)、2'09"、MP3 : 2.0MB)
(写真は 洋上から見た、北海道 : 奥尻島に沈む夕日)

 1. Amazing grace ! How sweet the sound, That saved a wretch like me,
          I once was lost, but now I'm found, Was blind, but now I see.
    2. Twas grace that taught my heat to fear, And grace my fears relieved,
             How precious did that grace appear, The hour I first believed.

  日本の白鳥英美子や 早世した本田美奈子.(1967-2005) などをはじめ、世界中で様々な歌手が歌っている、透明感の高い、そして感動的な、皆さん良くご存知の歌です。
 
  直訳すれば "驚くべき神の恩寵" という題名の作曲者不詳の賛美歌で、歌詞は イギリスの奴隷商人だった ジョン・ニュートン (1725-1807) の 47才の時の 「こんな男でも神は救って下さった」 の意が込められたものです。 ...彼は 22才の時に、船長をしていた奴隷運搬船が嵐に遭遇して死に直面し、その時、生まれて初めて心の底から祈った祈りが通じたのか、奇跡的に生還し、そのことから敬虔な クリスチャンに生まれ変わって牧師となり、多くの讃美歌を書いたそうです。
 
  "諦念 (あきらめ)" と "希求" が一体となって昇華していくといったようなこの曲は、ウィキペディアによると 「アイルランドか スコットランドの民謡を掛け合わせて作られたとしたり、19世紀に南部アメリカで作られたとするなど、諸説がある」 とありますが、旋律の新しさと、黒人霊歌 あるいは ゴスペル (いわば 近代版の黒人霊歌) の雰囲気からして、作詞より後年に アメリカで曲がつけられたか、あるいは アメリカで現在の旋律に仕上げられた曲のように思います。
 
ト長調、4分の3拍子。 前奏ナシ、あるいは アカペラ (無伴奏) で歌われる ケースが多いので、ここでも前奏は ナシとし、短い間奏と後奏をつけました。
 
  なお当サイトには、讃美歌としては 「神の御子は今宵しも」、「牧人羊を」 を Upしてあります。
 
  今回初の試みとして、MIDIソフト の 「シンガー・ソング・ライター」 (SSW) をお持ちの方なら、プリントアウトすれば 曲タイトル、表情記号、歌詞などを含め 即楽譜として利用できる SS4データ を用意しました。 ストリングス演奏版の頁 より ダウンロード できます。