イ長調、4分の2拍子。 ギターの アルペジオを含む低音に支えられて、ゆったり、そして伸び伸びとした感じで進行する ハバネラ様式 (ギター曲 「ハバネラ」) の曲です。「アンダルシアのロマンス」 の冒頭や 「オレンジの木の下で」 の雰囲気を感じますし、またどこか、アンダルシアの カディス出身の ファリャの 「三角帽子」 にでも出てきそうな曲のようにも思えます。そして当サイトには、フィグリオリーニ作曲の 「アンダルーサ」、 アマデイ作曲の 「アンダルーサの唄」 も Upしてありますが、アンダルシアは、州都 セビリア (ギター曲 「セビリア」) をはじめ、グラナダ (ギター曲 「グラナダ」)、ミハス、ロンダ、コルドバ、カディス (ギター曲 「カディス」)、マラガなどの観光名所といえる都市の多い、スペイン南部の州で、歴史的にも キリスト教文化と イスラム教文化とが入り混じった雰囲気を濃厚に残し、音楽的にも独特の雰囲気を持ったものが多く作られています。