アンダンテ と ポロネーズ (メツァカーポ作曲)
Andante et Polonaise (Mezzacapo)
(マンドリン・アンサンブル、6'05"、MP3 : 5.6MB)
(写真は ギリシャ: エーゲ海: パトモス島の景色<スライドショー>)
私は数多い マンドリン・オリジナル曲中での最高傑作のひとつに メツァカーポ のこの曲をあげます。奏く方にとっては最後の 1stマンドリンの部分など困難を極めるものの、聴く方にとっては憂愁の中に安らぎがあって、しかも最も マンドリンの曲らしい雰囲気が感じられる名曲だと思います。私の仲間とも 学生時代 によく奏いた曲であり、その後社会人となってからも 合宿 と称して泊りがけで集まる機会があったりすると奏く曲です。曲は、イ短調、4分の3拍子、ラルゴ のやるせないような気分に始まって、イ長調、ポロネーズの テンポで勢いを増し、一服すると ヘ長調、カンタービレ の、将に歌うような穏やかな雰囲気が支配します。 そして一時 コン・ブリオ で再び勢いを増したかと思うと、再び カンタービレに戻った後、イ長調で フィナーレに突入します。