「リュートのための古代舞曲とアリア」 第3組曲より
第1楽章 「イタリアーナ」 (レスピーギ作曲)
Antiche Danze ed Arie per Liuto "Italiana" (Respighi)
(弦楽合奏、3'19"、MP3 : 3.0MB)
(写真は フィレンツェにて)
しっとりとしていながら明るく暖かみがあって、心安らぐ名曲ですね。ハ短調で 基本的に A,A,B,B,A,A’と進み、変ホ長調で終わります。 流麗な弓の動きを ヴィオラや チェロが ピチカート(指で弦を弾く)で支えていて、原曲が リュート の曲であることを伺わせます。 この組曲の中では 第3楽章 「シシリアーナ」 とともに最も有名な曲です。「ローマの松、泉、祭」 の 3部作で知られる レスピーギ (1879-1936) が、図書館から埋もれた古い楽譜をあさって作った組曲のひとつだそうで、この 第3組曲は 1st・2nd の ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ベース の弦楽5部編成の曲です。