カッチーニ の アヴェ・マリア (伝 カッチーニ作曲)
Ave Maria (Caccini)
(2台の マンドリンと ピアノ、2'53"、MP3 : 2.6MB)
(写真は ベルギー: アントワープ: ノートルダム大聖堂内の 聖母子像)
「アヴェ・マリア」 は数多くの作曲家が手がけていますが、これは イタリア・フィレンツェの メディチ家の宮廷歌手をしていたと言われる ジュリオ・カッチーニ (1545-1618) によるものと言われ、 「シューベルトの アヴェ・マリア」、「グノーの アヴェ・マリア」 とともに、いわゆる "3大アヴェマリア" のひとつに数えられている名曲です。一聴して重く単調に聞えるかも知れませんが、"海よりも深く、山よりも高い印象を残す曲" と言ったら過言でしょうが、そう感じさせる曲のように思われます (なお "最も官能的なアヴェ・マリア" との評もあります)。 4分の4拍子、ト短調。 8小節の前奏の後、厳かに 「Ave Maria、....」 と繰り返し、歌われていきます。この頁の演奏は、この曲に造詣の深い メル友の Cocoroさんからお送りいただいた歌と ピアノの譜面を基に、2台の マンドリンと ピアノ用に編曲し演奏したものです。なお この編曲の トレモロ譜 をそっくりそのままに、マンドリン・パートを ヴォーカルに替えた演奏 、そして メニューには載せていませんが、前奏・後奏と楽器を換えた マンドリン・アンサンブルによる演奏 も Upしてあります。