Ave Maria

ベルギー: アントワープ: ノートルダム大聖堂内の 聖母子像

カッチーニ の アヴェ・マリア  カッチーニ作曲)

Ave Maria  (Caccini)

(女性2部合唱 と ピアノ、2'54"、MP3 : 2.7MB)
(写真は ベルギー: アントワープ: ノートルダム大聖堂内の 聖母子像)

  「アヴェ・マリア」 は数多くの作曲家が手がけていますが、これは イタリア・フィレンツェの メディチ家の宮廷歌手をしていたと言われる ジュリオ・カッチーニ (1545-1618) によるものと言われ、 「シューベルトの アヴェ・マリア」、「グノーの アヴェ・マリア」 とともに、いわゆる "3大アヴェマリア" のひとつに数えられている名曲です。
 
  一聴して重く単調に聞えるかも知れませんが、"海よりも深く、山よりも高い印象を残す曲" と言ったら過言でしょうが、そう感じさせる曲のように思われます (なお "最も官能的なアヴェ・マリア" との評もあります)。 4分の4拍子、ト短調。 8小節の前奏の後、厳かに 「Ave Maria、....」 と繰り返し、歌われていきます。
 
  この頁の演奏は、この曲に造詣の深い メル友の Cocoroさんからお送りいただいた ピアノ伴奏の独唱の楽譜から作った 2台のマンドリンとピアノ演奏 の マンドリン・パートをそっくりそのまま MIDI上にある "女性合唱 (No.92 Choir Pad)" という "楽器" に替えて演奏したものです。