Wiegenlied

 

子 守 歌  (ブラームス)

Wiegenlied  (Brahms)

(マンドリン・アンサンブル、3'03"、MP3 : 2.8MB)

 眠れよ 吾子 (あこ)
 汝 (な) をめぐりて、
 美 (うるわ) しの 花咲けば、
 眠れ 今は
いと安 (やす) けく、
 あした 窓に 訪 (と) いくるまで。

 
  ブラームス (1833-1897) が 友人の子の誕生を記念して 1868年 (日本では明治元年) に作曲、彼が慕ったと言われる クララ・シューマン (1819-1896)(恩師: ロベルト・シューマンの夫人)が ピアノ伴奏をして初演、そして楽譜出版直後から人気の高い、日本でも 堀内敬三による歌詞(上記) によって 皆さんよくご存じの歌です。
 
  4分の3拍子で、この編曲は ニ長調。 ゆりかごのように規則的に揺れる シンコペーション に乗って静かに始まり、やがて いとおしむように、あるいは何かを願うかのように 盛り上がりをみせる、ブラームスらしい ひたむきさのようなものも感じさせる、秀逸な子守歌ですね。 なお メロディーは、第1コーラスでは ギター、第2では マンドラ、第3では マンドリンに担当させています。
 
  当サイトには、ギターの演奏で、フリース作曲の 「モーツァルトの子守歌」 の他、上記の ロベルト・シューマンの 「トロイメライ」、タルレガの 「ゆりかご」 なども Upしてありますので、それらもお聴きください。