メルツとともに ロマン派の巨匠と言われる ナポレオン・コスト (1806-1883) の ギター二重奏の小品。 どこまでも穏やかさが支配している曲ですが、それ以上に タレルガの 「
マズルカ」 などと同様、二重奏を楽しむ友達同士、あるいは カップルなどの、息を合わせて奏いている姿が ほほえましく、あるいは羨ましく思い浮かぶような曲だと思います。
イ長調、8分の3拍子、
3部形式。 第1ギターが高音で メロディーを奏き、第2ギターが低音の細かい音でそれを支えます。
なお コストの作品としては他に 「
ミヌエット」 も Upしてあります。