Tableaux D'une Exposition

 

「展覧会の絵」 より 「プロムナード」  (ムソルグスキー 作曲、ラヴェル 編曲)

Tableaux D'une Exposition (Moussorgsky - Ravel)

(管弦楽、1'45"、MP3 : 1.6MB)
(写真は マドリッド : プラド美術館内のヴェラスケス作 「ラス・メニナス(官女たち)」 の前にて)

  原曲は、ムソルグスキー (1839 - 1881) が親しい友人である 画家:ガルトマンの急死がきっかけで書いた、いわば "ガルトマン賛歌" ともいうべき ピアノ曲で、それを ラヴェル (1875〜1937) が色彩感豊かな管弦楽に編曲したものです。 全曲は 約30分、冒頭のこの プロムナードの後、その変奏が 10枚の絵の間をつないでいきます。
 
  プロムナード" とは、普通は "散歩道" とか "散歩" の意ですが、ここでは絵と絵との間を歩く、いわば "繋ぎ" といったもので、この冒頭のものは先ず トランペットが 4分の5拍子と 4分の6拍子が交互に表れる主題を奏し、他の管楽器、そして弦楽器と音の厚みを増して行きます。 そして 「展覧会の絵」 のこの後は、すぐに 1枚目の 「こびと」 の絵が始まり、「古城」、「殻をつけたひな鳥の踊り」 などを経て、最後の 10枚目の 「キエフの大門」 で堂々かつ絢爛と終わります。
 
  なお、この曲には色々な人が編曲していて、今では多くの演奏が専らこの ラヴェルのものに収斂されているようですが、ピアノによる原曲を聴くと、"わずか1台の楽器でこれほどまでに" と思わされるほど、そもそもが色彩感のある曲だと思います。
 
  この MIDI の演奏は全体にもっと音を柔らかなものにしたいのですが、この辺が限界で、"せめて エコーがもう少し自然にかかれば" とも思っています。