A. My grandfather's clock was too large for the shelf, So it stood ninety years on the floor;
It was taller by half than the old man himself, Though it weighed not a pennyweight more.
It was bought on the morn of the day that he was born, And was always his treasure and pride.
But it stopp'd short, Never to go again, When the old man died..
B. Ninety years without slumbering. Tick, tock, tick, tock, His life seconds numbering, Tick, tock, tick, tock,
It stopp'd short, Never to go again When the old man died.
C. In watching its pendulum swing to and fro, Many hours had he spent while a boy;
And in childhood and manhood the clock seemed to know, And to share both his grief and his joy.
For it struck twenty-four when he entered the door, With a blooming and beautiful bride.
But it stopp'd short, Never to go again, When the old man died..
B. (Repeat) (以 下 略)
A. 大きなのっぽの古時計、おじいさんの時計。 百年いつも動いていた、ご自慢の時計さ。
おじいさんの生まれた朝に、買ってきた時計さ。 今はもう動かない、その時計。
B. 百年休まずにチクタクチクタク。 おじいさんと一緒にチクタクチクタク。 今はもう動かない、その時計。
C. 何でも知ってる古時計、おじいさんの時計。 きれいな花嫁やってきた、その日も動いてた。
うれしい事も悲しい事も、みな知ってる時計さ。 今はもう動かない、その時計。
B. (Repeat)
D. 真夜中にベルが鳴った、おじいさんの時計。 お別れの時が来たのを、皆に教えたのさ。
天国へ昇るおじいさん、時計ともお別れ。 今はもう動かない、その時計。
B. (Repeat)
ヘンリー・クレイ・ワーク (1832-1884) による、1878年の作品ですが、日本では 1962 (昭和37)年に NHKラジオで 保富康午氏訳の歌詞で紹介されて以来 親しまれてきた歌で、今また NHKテレビの 「みんなの歌」 で 平井堅 の歌で放送され、現在 オリコンチャート 4週連続1位の ヒットを続けている曲です。 ....著作権が消滅している古い歌の ヒットとは珍しいことで、当HPでも急遽 マンドリン・アンサンブル用 に編曲し、Upさせていただきました (2002.9.29. 記)。この編曲は ト長調、4分の4拍子。 おじいさんと双子のようだった、存在感ある時計を偲んだ、 ちょっと寂しく、懐かしい歌で、フォスターの 「故郷の人々」 と同様、古き良き アメリカ を象徴するような歌ですね。この曲は、ワークが イギリスの ダーラム州 ピアスブリッジの ジョージ・ホテルに泊まった時に、その ホテルの時計が、その オーナーの誕生日に買われ、その死とともに止まったという話を聞いて インスピレーションを受け作曲されたもので、当時も アメリカで大ヒットしたそうです。 その時計は今もその ホテルの ロビーで オーナーの亡くなった時刻を指したまま置かれているそうです。