グ ラ ン ソ ロ (ソル作曲)
G r a n d S o l o (Sor)
ソル の代表的な作品で、彼が "ギターのモーツァルト" と言われるのも頷ける名曲で、私にとっても最も好きなギター曲のひとつです。力を秘めたような ニ短調の序奏で始まり、ニ長調に転じて (この演奏で 1'31"〜) はやっていた競馬馬が走り出すように わくわくした気分で展開していきますが、全体的にも 何かに向かってまっしぐらに、あるいは一途に、向かって行く、といった趣があリます。この曲の題名は作曲当初からこの題名ではなかったようで、また様々な楽譜があるようですが、いずれにせよ 奏きこなせたら さぞ面白いだろうな、楽しいだろうなと思わせる曲ですね。