タイトル

 1996年 9月 〜 12月 の 今月のひと言 .

  創 刊  1996年 9月 5日

 私の ホーム・ページ として記念すべき 創刊号です Y(^_^)Y。

創刊時 HP   私の MIDI歴は現時点で 7〜8年。 暇のある時に昔の楽譜を引っぱり出してきて、ポチポチと入力し、パソコン通信に Upload したり、カセット・テープ に録音して学生時代の マンクラ (マンドリン・クラブ) の友人達に配ったりしてきました。 考えてみれば、細々ながらよく続いていると我ながら思っています。

  最近では楽譜を送ってくれる人もいて、宿題だけがたまっているといった状況になっているんですが、ここ 1年、勤め先での仕事が忙しくなったことに加えて、WINDOWS'95 の発売やら、インターネット やらで、こちらの方面も忙しくって、入力は進んでいません。"公私多忙"を喜ぶべきでしょうか(?)。 この ホーム・ページ も廃屋にならないよう細々でも続けていきたいものと思っています。

  初回掲載曲は 序曲 「レナータ」、「スプレーン」、「ヴェニスの謝肉祭」、「モーツアルトの主題による変奏曲」、「禁じられた遊び」、歌劇 「バグダッドの太守」 序曲 の6曲です。 (なお、左の写真は 拡大して見れます。)

  評 判  1996年 10月 1日

 9月5日にこの ホームページ を オープンしてから早速いろいろなご意見等をいただき、ありがとうございました。

  これまで インターネット の画面を見たこともなかったなどという人などもいて、主にそのような人には (私としては喜んでよいのか迷いますが)画面の作りなどは好評でした (^_^)。 ところが肝心の音楽の方では、淋しいことに 「良かった」 などとはあまり聞こえてきません。 「やっぱり コンピュータの音だ」 とか 「どうもうちの パソコンの スピーカーがよくないみたいだ」 など、あまり芳しくないという声の方が、どうも大きいようです...(-_-;)。

  そこであらためて会社にある パソコンで聞いてみましたけれど、我が家のものからすれば それはひどいものでした。 オーケストラなどは昔の小学校の オルガンの音くらいにしか聞こえませんし、マンドリンの音も ハーモニカを スタッカートで吹いているようにも聞こえます。現在、かなり リアルに聞こえる ハード音源を繋いで聴かれている方は多分ごく少数であろうとはいえ、提供者としましては ぜひ良い音で聞いていただくことを願うのみです。 でも "演奏の下手なのを楽器のせいにする” ようではいけませんねぇ (-_-;)。 ハード音源

<追記 (解説) 2015年記
  この 1996 (平成8) 年頃の MIDI事情は、パソコンに外付けする MIDI音源 (ハード音源) を持っている方は現在とほぼ同じ音質で聞くことができましたが、そうでない場合は パソコンのきわめて貧弱な音でしか聞こえませんでした。 その ハード音源は右の写真のもので定価 69,000円もし、またこの頃は MP3 の技術も普及しておらず、プロバイダーへ Upできる ストレージ容量もせいぜいわずか 10MB 程度しかなく、MP3が普及していたと仮定しても せいぜい 10分の曲 1曲載せられるかどうかという程度のもので、また聴く側でも下記のように電話回線で Netに繋いでいる状態で、その電話代も ばかにならないものでした。

  アドバイス  1996年 11月 4日

 「電話がつながっている状態で長々と音楽を聴いているヒマはない」、「ダウンロードできるようにしてほしい」 という声をいただいています。 まだ私は ”マウスを クリックすると ダウンロードできるようにする” という技術を会得していませんので、これらの声にお応えすることはできませんが、良い方法があります。

  曲の演奏が始まった頃には曲データは パソコンの ネットスケープや エクスプローラの フォルダー中の キャッシュ (Cache) のフォルダーの中に取り込まれています (ダウンロードされています) から、電話を切った後でその中の ".mid " ファィルを クリックしてください。 普通であれば、”メディア・プレーヤー” が自動的に起動して音が鳴ります。

  後々も聴くようであれば、".mid" ファィルの名前をその曲の名前に変えておくと良いでしょう。 MIDIソフト をお持ちの方でその ソフト上に Mandolin などの楽器があれば、それらに変えて聴くなり、テンポを自分の好みにあわせて聴くなりしてください。

  私と MIDI  1996年 12月 16日

  そもそも私と MIDI との関係は昭和が平成に変わる頃からで、それまではせいぜい コンピュータの ベーシック言語で、たとえば、"テンポ 120で 第5オクターブの ド を 2分音符で、レを 4分音符で、ミ"を 8分音符で、ファを 8分音符で演奏せよ" というのを、PLAY "T120O5C2D4E8F8" という具合に入力し、音も例の ピコピコ音という具合でした。 ギター   MIDI との出会いは 1988年に ローランド社 から ハード音源 の "MT-32" と MIDIソフト を梱包した "ミュージくん" が発売になってからで、それによって格段に "音楽となった" という気がしたものでした。 それからは過去に写譜して持っていた マンドリンや ギターの楽譜を入力しました。 もっとも仕事の合間の土日くらいしか暇がないのと、音ひとつを修正するにも 30秒位待たされたりする当時の パソコン環境の中では、ちょっとした曲でも入力に 1週間から 1ヶ月くらいはかかってしまいます。   そのように細々ながら不思議に今まで続いているのは、マンドリンや ギター、特に マンドリンは マイナーな楽器で、それらの音楽は CD などもほとんど出ていない名曲であるからで、それらが CDショップ などで多数売っている曲だったらこれほど続いてはいなかったと思います。自分で入力して音を聞きながら懐かしいと思えるのもそうした点にあるようです。



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