Italienisches Konzert 1

 

イタリア協奏曲 第1楽章 (バッハ作曲)

Italienisches Konzert 1 (Bach)

(チェンバロ独奏、3'50"、MP3 : 3.5MB)
(写真は ドイツ: ハイデルベルグにて)

  1735年に出版された、バッハ (1685-1750) の 2段鍵盤の チェンバロのための独奏曲ですが、題名は 当時の イタリアの作曲家の弦楽のための合奏協奏曲の様式を取り入れたものであるために "協奏曲" と名づけられています。
 
  へ長調、4分の2拍子。 一口に溌溂として、人でいえば "利発な タイプの人" といった印象があって、それが色々な角度から次々と繰り出されていて、曲の最後まで惹きつけているところが、やはり バッハの凄いところだと思います。
 
  実は私はこの曲を最初 チェンバロの演奏で作ったものの その出来は、チェンバロという音の強弱が基本的につけられない楽器に原因があるせいか、我ながらどうも 今ひとつ精気に欠けるような気がするため、今回 メニューには記載しておりませんが 別に ピアノ演奏版 も作りました (関連記述: 「チェンバロか ピアノか」)
 
  ご参考までに 当サイトに Upしてあります チェンバロ演奏の曲を挙げれば、バッハの 「平均律クラヴィア曲集 第1巻 第1番: 前奏曲、フーガ」、「シチリアーノ」、ヘンデルの 「調子のよい鍛冶屋」、歌劇 「リナルド」 より 「涙の流れるままに」、モーツァルトの 「トルコ行進曲」、ベートーヴェンの 「マンドリンのためのソナチネ ハ短調」がありますので、それらもお聴きください。