スペイン民謡に同名の歌がありますが、こちらは
マチョッキ作曲の マンドリン・オリジナル曲で、易しく奏けながらも スペインらしい雰囲気を楽しめる曲だと思います。
4分の3拍子。イ短調の序奏の後、A,A,B,B,A'、すなわち イ短調
(A)、イ長調
(B) を経て イ短調
(A')に戻る
3部形式 の曲ですが、最後は イ長調で終わります。
短調の部分
(A) は
スタッカート (1音につき一つずつ弾く音) 中心で、それとの対比で、中間部
(B) の長調の トレモロ
(1音毎にチロチロと延ばす音) の部分の "流麗さ" というか、"伸びやかな開放感" が引き立っていると思います。