君 が 代

長野県・小布施にて
 

君 が 代 (日本国国歌)

Kimigayo (Japan National Anthem)

(マンドリン・アンサンブル + ティンパニー、0'53"、MP3 : 0.8MB)
(写真は 神奈川県藤沢市片瀬山から見た富士山と日本国旗)

 君が代は、千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて、苔のむすまで。

  10世紀初め (平安時代) に編纂された 「古今和歌集」 に載っている 詠み人知らずの短歌を歌詞に、1880 (明治13) に 宮内省式部職の 林廣守により曲がつけられ、最近の 1999 (平成11) に正式に国歌として法制化された歌です。
 
  "天皇の御世の長期繁栄を願う歌" との解釈が一般的で、その思想の良し悪しの意見や歌詞と曲との適合性などについて議論も多いところですが、オリンピックの表彰式などで聞こえてくるこの曲は、日本人として素直に ぐっとくるものがあり、また国歌としての気高さ、荘重さを持ち合わせた、世界的にも秀逸なものだと私は思います。 ハ長調、4分の4拍子。
 
  私は、メダル・ラッシュに沸いている リオデジャネイロ・オリンピックで度々聞こえてくるこの曲を聴いていて、これまでこの曲を マンドリンで奏くという発想が全く頭になかったことに気付き、また Upするにはこうした機会くらいしかないだろうと思い、急遽 マンドリン4重奏の形で作ったものです (2016.8.14.)。 なお楽器編成にはちょっと不自然かも、ですが、ティンパニーを加えました。 それにしても今回、こうした曲の MIDI演奏作成上、平板な演奏にならないようにということはもちろんですが、一方で、"奏く側が感激、聴く側は しらける" といった演奏にならないように設定することの難しさを感じました。