こ ん こ ん 子 狐

長野県・小布施にて
 

こ ん こ ん 子 狐 (池宮 英夫 作曲)

Kon kon Kogitune (Ikemiya)

(マンドリン・アンサンブル (Mandoln1.2,Mandola,Guitar) + 太鼓など、1'21"、MP3 : 1.2MB)
(写真は 長野県・小布施にて)

1. こんこんこぎつね あぶら買い、
いそぎの野みちは お寺うら、
町のあぶら屋 つきあたり、
木の葉であぶらを 買いました。
 2. かえりの野みちは 六日月、
さやさやすすきに 風が吹く、
こんこんこぎつね さむそうな、
油をなめなめ ハックショイ。

  浜田広介 (1893〜1973) が 1924 (大正13) 年に 「幼年の友」 に発表したこの歌には、既に 中山晋平によって曲がつけられていますが、それとは別に 池宮英夫が曲をつけたもので、マンドリン・アンサンブルに太鼓などを加えています。 ホ短調、4分の4拍子。
 
  "化け子狐" を擬人化した 奇矯だが可愛さのある、日本昔話的な世界の歌詞で、中山晋平の曲の節が "コーン・コーン・コーギ・ツ・ネ、アーブラ・カーイー" と、いわば ソース味であるのに対して、こちらは "コン・コン・コ・ギ・ツ・ネ、ア・ブ・ラ・カ・イ" と、醤油味になっていると思います (^_^)。
 
  なお当サイトには 「吹雪の晩」 など 他にも 池宮作曲の歌 を Upしてありますので、お聴きください。