歌劇 「セルセ」 より 「オンブラ・マイ・フ」 (ヘンデル作曲)
"Ombra Mai Fu" from "Serse (Xerxes)" (Handel)
「なつかしい木陰」、「ヘンデルの ラルゴ」 などとしても良く知られた曲で、日本では 1986 (昭和61) 年に ニッカ・ウィスキー の テレビCM の中で アフリカ系美人歌手の キャスリーン・バトル が歌って、一段と有名になり、その後も何かと CM などに登場する機会の多い曲です。元は歌劇 「セルセ (または クセルクセス)」 の冒頭で、主人公の ペルシャ王:セルセが 「美しいい プラタナスよ、お前に幸あれ。 これほどの木陰は他にあっただろうか。 これほど いとおしく心地よい木陰は他になかった。」 と、プラタナスの木とその木陰を愛でて歌われる歌です。 なお、原題の "Ombra Mai Fu" とは、イタリア語で、直訳すると "今までになかった影" という意味です。