Scherzo

 
ヴェネチア: サン・マルコ広場にて
 

スケルツォ (レニアーニ作曲)

Scherzo in A (Legnani)

(ギター・ソロ、6'00"、MP3 : 5.5MB)
(写真は ヴェネチア: サン・マルコ広場にて)

 18世紀末から 19世紀末近くまで生きた レニアーニ (Luigi Legnani、1790-1877) による、いわば オーソドックスな 変奏曲 で、"快活な曲" という意味にとらえたい "諧謔曲 (スケルツォ)" です。
 
 イ長調、4分の4拍子。 主題、4つの変奏、コーダ (結尾部)から成り、主題、変奏とも各々 繰り返しのある前段、後段の構成になっていて、変奏が進むにつれ音符が細かく、また高い音が増えるなどして盛り上がっていきます。 が、低音は単音で、しかも それらのほとんどが解放弦を使うため、けっして難しい曲というものではなく、ギター中級者であれば こなせる曲だと思います。
 
    この演奏での時間経過は、 第1変奏 : 1' 06"〜、 第2変奏 : 2' 10"〜、 第3変奏 : 3' 14"〜、 第4変奏 : 4' 18"〜、 コーダ : 5' 23"〜。
 
 余談ですが、彼は演奏家として絶大の人気があったそうで、奇才 パガニーニの ヴァイオリンの伴奏なども度々勤めたそうです。 1829年、馬車から転落して負傷した折には、予定されていた彼の演奏会に急遽 アグアドと ソル が代演したという 美談 (?) というか、エピソードもあるそうです。
 
 同じ "スケルツォ" でも、ベートーヴェンの "第九" の第2楽章が スケルツォですし、当サイトにある 「新世界」 交響曲の 第3楽章 も スケルツォ。 そして当サイトには ギター曲で カルーリ作曲の スケルツォ、プラト作曲の スケルツォ もありますが、一口に "スケルツォ" といってもずいぶんと幅のある用語ですね。 また当サイトには レニアーニの作品としては 円舞曲 ハ長調カプリチオ 第2番カプリチオ 第4番 も Upしてあります。