C'era La Luna

ブリュージュにて
 

月 あ り き (セラ・ラ・ルナ)  (マルティーノ作曲)

C'era La Luna  (Martino)

(マンドリン・アンサンブル (Mandoln1.2,Mandola,Guitar)、4'46"、MP3 : 4.4MB)
(写真は ベルギー: ブリュージュにて)

  昔 専ら原題ままの 「セラ・ラ・ルナ」 あるいは 「セラルナ」 と呼ばれていたこの セレナータは、最近 「月ありき」 という邦題で呼ばれることが多くなっているようですので、今回 この サイトでも表示をそちらに替えました (2001.9.20. 記)。
 
  「月見れば、千々にものこそかなしけれ、わが身ひとつの秋にあらねど」 (百人一首、大江千里) 、 ...8分の6拍子。 ベートーヴェンの ピアノ・ソナタの 有名な 「月光」 は大人の雰囲気のものですが、こちらの曲は イ短調、イ長調、そしてイ短調に戻る、題名の雰囲気が良く出た、甘く、オセンチ、かつ 少女趣味的 (?) なところが、それらしくて何とも良く、いかにも マンドリンのために書かれたと言ってよい曲だと思います。
 
  この演奏は、最初に ストリングスの演奏を入力し、その後しばらくたってから やはり マンドリンの演奏にしなくてはと思い、ギター・パートはそのままに 32分音符の トレモロ で入力し直したのですが、トレモロ が細か過ぎたので、さらに今回の題名変更の機会に 16分3連音 で再度入力し直しました。