マンドリンの
アルペジオ奏法による技巧的な曲です。 序奏の後に出てくる アルペジオ
(分散和音) は、ちょうど蒸気機関車の動輪の ロッド
(腕) のように、マンドリンの弦を腕で掻き回して醸し出します。
曲は ト長調。 全体の構成は
ロンド形式 で、A,A,B,A,C,A と進み、途中の C の部分は ハ長調、
カンタービレです。
"マズルカ" といえば多くの方が先ず ショパンの ピアノ曲を思い起こすように、マズルカは ポーランドの マズルカに発祥した農民舞踏で、3拍子目に アクセントがあるために、活発さを感じさせる舞曲です。