M i r e n a

パリにて
 

ミ レ ー ナ  (マチョッキ作曲)

M i r e n a  (Machiocci)

(マンドリン・アンサンブル (Mandoln1.2,Mandola,Guitar)、4'37"、MP3 : 4.2MB)
(写真は パリにて)

  今年 没後50年を迎えた マチョッキ (1875-1955) の作品 (2005.2.5. 記)。 「ハンガリア舞曲第5番」 などと同様、ハンガリーの民俗舞踊を発祥とする チャルダッシュ形式で、曲の最後は目まぐるしく音が回転して終わります。
 
  A,B,A,C と進行する構成で、Aの ト短調の深刻ぶった雰囲気に始まり、Bで次第に明るさを増して、終盤の Cでは ト長調で 曲技のように終わりますが、我々の学生時代、仲間と集まると、最後の スピードにどこまで耐えられるかという意味も込めて、よく演奏した曲です。
 
  「ミレーナ」 とは女の子の名前だそうで、最初はおとなしく構えていて、やがてお転婆な本性を発揮するという様を描いていると聞いていますが、私にはこの曲から "女の子" の イメージはあまり感じられませんが、...。