村 祭

 

村 祭  (文部省唱歌)

Muramatsuri (Japanese School Song)

(マンドリン・アンサンブル + 太鼓、拍子木、1'46"、MP3 : 1.6MB)
(写真は 神奈川県大山にて)

1.村の鎮守 (ちんじゅ) の神様の、
今日はめでたいお祭日、
 どんどんひゃらら どんひゃらら、
  どんどんひゃらら どんひゃらら、
朝から聞こえる笛太鼓。
2.年も豊年万作で、村は総出の大祭、
 どんどんひゃらら どんひゃらら、
 どんどんひゃらら どんひゃらら、
夜まで賑わう宮の森。
3.治まる御代 (みよ) に神様の、
めぐみ仰ぐや村祭、
 どんどんひゃらら どんひゃらら、
 どんどんひゃらら どんひゃらら、
聞いても心が勇み立つ。

 
  1912 (明治45)年、「尋常小学唱歌」 に載せられた文部省唱歌。
 
  ト長調、4分の2拍子。 日本の原風景ともいえる農村での めでたさ気分あふれるお祭りの様を表した歌で、今回同時に Upしました ビリ作曲の 「村の祭」 とは、同じ素朴さとか 心弾む感じにも やはり洋の東西の違いが感じられますね。 ヴィヴァルディ の 「四季」 の 「秋」 第1楽章 の方が、明らかに収穫を祝うという意味がある点で より近似しているのかも知れません。
 
  なお細かいことですが、歌詞の 2番の冒頭は Net でも確認してみましたが 「今年も」 ではありません。 私などは 「こーとしゃ豊年満作で」 と聞いていたように思いますが、そんな筈もなかったですね。 なんせ文部省唱歌ですから。
 
  当サイトには他に 「もみじ」 などの 日本の唱歌 も Upしてありますので、お聴きください。