七 つ の 子

七 つ の 子 (本居 長世 作曲)
Nanatsu no Ko (Motoori)
(マンドリン・アンサンブル (Mandoln1.2,Mandola,Guitar)、3'18"、MP3 : 3.0MB)
烏 (からす) なぜ 啼 (な) くの、
烏は山に、可愛い七つの子があるからよ、
可愛 可愛いと 烏は鳴くの、
可愛 可愛いと 啼くんだよ、
山の古巣に、いって見てご覧 (ごらん)、
丸い目をした いい子だよ。
1921
(大正10) 、「金の船」 に発表された 野口 雨情 (1882-1945) の歌詞に 本居長世 (1885-1945) が曲をつけた童謡で、ハ長調、4分の4拍子。
"カラス なぜ啼くの、カラスの勝手でしょ" で かろうじて知っているという世代、いや それさえも知らないという世代が多数派となりつつある現代にあっても、多くの日本人の郷愁を誘うに足ると言える歌ではないでしょうか。 ...もう大昔 (1954年) の映画ですが、壺井栄 原作、木下恵介 監督、高峰秀子 主演の 「二十四の瞳」 では非常に効果的にこの歌が使われていました。
なお "七つの子" の意味は、
(Net上でも色々言われていますが)"7羽の子" ではなく "7歳の子
(人間で言えば 7歳になる子)" が正解のようです。