Dvorak : Symphony No.9 "From The New World" _ 3

 
アメリカ各地の景色
 

交 響 曲 第 9 番 「新世界より」 (ドヴォルザーク作曲)

Symphony No.9 "From The New World"  (Dvorak)

 
第 1 楽 章
 
 

第 3 楽 章

(管弦楽、7'20"、MP3 : 6.7MB)
(写真は アメリカ各地の景色 <スライドショー>)

 
  この曲は、ドヴォルザーク (1841-1904) が ニューヨーク国民音楽学校の校長として招かれた時の置き土産として書かれ、1893年に ニューヨーク の カーネギー・ホール で初演され、喝采を浴びたもので、現在でも世界中で演奏される機会のきわめて多い交響曲す。 力強さ、さわやかさ、ドラマチックさ、恰好良さなど、特に若者を惹きつけるに足る、魅力いっぱいの曲と言ってよく、初めてこの交響曲に接したことから クラシック音楽に入門したという方も多いことと思います。
 
  この 第3楽章 は ホ短調、4分の3拍子、3部形式の スケルツォ (諧謔曲)。 電撃のような 4小節の序奏の後、野性的な スケルツォ の主題が提示され、それが繰り返された後、ホ長調の緩やかで 民俗的な色彩の 第1トリオ (中間部)となり 、また スケルツォの緊張感の盛り上がりを経て 牧歌的な 第2トリオ、そしてまた最初に返って スケルツォ、第1トリオ、終結と進みます。
 
  交響曲で "スケルツォ" といえば ベートーヴェンの 第九交響曲の 第2楽章が思い起こされますが、曲想としてはそれと似て、諧謔曲といっても冗談とか気まぐれなどというものではなく、活発で緊張感のある舞曲といったところで、この曲では トリオの穏やかさとの対比で、その緊張感・昂揚感などが引き立っています。
 
  ....なお "希望に満ちた 21世紀 を迎え" ということで、私が ニューヨーク・摩天楼の写真とともにこの交響曲の 第1楽章を Upしたのが 2001年元日、そして 第2楽章の Upが 同年8月11日。 その丁度 1ヶ月後に あの大規模な 同時多発テロ事件 が起き、21世紀型の戦争を予感させるような状況へと繋がって行ったのは、当サイトにとって皮肉な結果となってしまいました (2002.3.24. 記)。