お ぼ ろ 月 夜

神奈川県: 二宮付近
 

おぼろ月夜  (岡野 貞一 作曲)

Oborozukiyo (Okano)

(マンドリン・アンサンブル、1'33"、MP3 : 1.4MB)
(写真は 神奈川県 : 二宮付近の景色)

1. 菜の花畠に 入日薄れ、
 見わたす山の端 (は) (かすみ) ふかし、
春風そよふく 空を見れば、
 夕月かかりて におい淡し。
2. 里わの火影 (ほかげ) も 森の色も、
 田中の小路を たどる人も、
(かわず) のなくねも かねの音も、
 さながら霞める 朧 (おぼろ) 月夜。
 
 高野辰之 作詞、岡野貞一 (1878-1941) 作曲で、 1914 (大正3)年、「尋常小学唱歌」 に載った文部省唱歌で、日本人なら誰もが原風景として頭にある景色であり、歌ですね。
 
 ニ長調、4分の3拍子。 日本の田舎の春の夕方、目に入るものを感情抜きで単純に並べただけ、とも言える歌詞で、旋律も起伏の大きいものではありませんが、それがかえって尽きない郷愁を感じさせる歌となっていると思います。
 
 当サイトには 「埴生の宿」 など 他の日本の唱歌 も Upしてありますので、お聴きください。