Omaggio al Passato

フィレンツェ: ドゥオモから見た丘
 

序曲 「 過去への礼賛 (オマジオ・アル・パッサート)」  (フォクト作曲)

Omaggio al Passato  (Vogt)

(マンドリン・アンサンブル演奏 (Mandoln1.2,Mandola,Guitar)、8'41"、MP3 : 8.0MB)
(写真は フィレンツェ: ドゥオモから見た丘)

  「過去への礼賛」 (原題の 「オマジオ・アル・パッサート」 で載せている プログラムなどもあります) とは堅く重い題名ですが、曲の内容からして "はるか昔の美しい思い出" といった曲だと思います。
 
  イ短調で始まり、冒頭からの早い Aが落ち着くと、ゆっくりとした抒情的な B (イ長調、この演奏では 1'32" 〜) へと一転し、そしてまた A (2'29" 〜)、そして B の変形ともいえる C (8分の9拍子、3'53" 〜)、さらに A、B' と進み、ハ長調で終わります。 ロンド形式 または 複合3部形式 といった構成になっておりますが、古き良き時代の雰囲気に浸るとでもいうような Bや Cの緩徐部分が、A との対比もあって、ことのほか美しいものがあると思います。
 
  作者の フォクトについてはあまり知られていませんが、この曲は 1921年の 「イル・プレットロ」 誌主催の作曲コンクールで 第1位を獲得した曲だそうです。

  なお "序曲" ということで、マンドリン・オーケストラ で演奏したいところですが MIDI では不可能なため、ストリングス演奏 にしようか迷ったものの、マンドリンの味を出す考え方を優先し、今回、マンドリン・アンサンブル演奏としました。 ...ただ、緩急の差が大きいため、トレモロ は 16分音符、16分3連音符、32分音符を使い分けました。