Romanze in F

ドイツ : ハイデルベルグの市街等
 

ロ マ ン ス ヘ長調 (ベートーヴェン作曲)

Romanze in F  (Beethoven)

(ヴァイオリンと管弦楽の曲を マンドリンと管弦楽で演奏、7'56"、MP3 : 7.3MB)
(写真は ドイツ : ハイデルベルグの市街等 <スライドショー>)

  ベートーヴェンの 「ロマンス」 といえばこの曲の他にもう 1曲、ト長調のものがありますが、この ヘ長調の曲の方が演奏の機会がやや多いようです。
 
  ロンド形式 で、A,B,A',C,A" と進行し、冒頭から何かを希求するような ベートーヴェン特有の雰囲気があり、"ロマンチックな" あるいは "抒情的な" 曲という意味の曲にしてには さすが大曲の風格を感じさせるものだと思います。
 
  なお私がこの曲本来の ヴァイオリン演奏のもの を昔の パソコン通信に Upしたのが 1990年8月。 その後 Windows初期の ソフトでは不具合でしばらくこの データを読むこともできず手をつけられなかったのが、2000年頃出た ソフトでやっと読めるようになり、その機会に ヴァイオリン独奏の部分を マンドリンに置き換えたものです。
 
  ...こうした曲で マンドリンと ヴァイオリンとを聴き比べると、マンドリンは ヴァイオリンに比べて表現の キャパシティが劣るものの、それだけ "けなげさ" といった一種の愛着感に勝るように思いますが、(ここでの演奏の巧拙は別として) いかがでしょうか。