アンダンテ の主題とそれに続く 3つの変奏から成る
変奏曲 で、全体に
ソル らしい穏やかな雰囲気に満ちた曲だと思います。
ホ長調、4分の4拍子。 主題が A,A,B,B と奏された後、16分音符の心地よい
分散和音 による第1変奏 (A',A',B',B') となり、その後 高音部と低音部との掛け合いが多少くだけた印象を与える第2変奏 (A",A",B",B")、そして ホ短調に転調して、憂いを感じさせる
3連音 が波打つ第3変奏 (A''',A''') となり、最後に主題 Aが繰り返されて終わります。