ソ ナ タ ホ短調 (D.スカルラッティ作曲)
Sonata in E minor (K.11/L.352) (D.Scarlatti)
(ギター・ソロ、3'17"、MP3 : 3.1MB)
(写真は ベルギー: ディナン: ミューズ川岸)
父: アレッサンドロ・スカルラッティ (1660-1725) とともに良く知られる ドメニコ・スカルラッティ (1685・ナポリ生 - 1757・マドリッド没) の数多くの鍵盤作品の ソナタのひとつ。 淡々とした 比較的地味な曲で、それだけに聴くほどに愛着の湧く曲だと思います。原曲は ハ短調だそうですが、ここでは ホ短調。 アレグレットで、A,A,B,B の 2部形式。 雰囲気としては ソルの メヌエット第5番 などと似た雰囲気がありますが、曲の出だしや終わりなどにも印象深いものがありますね。私はこの曲の演奏を、 イエペス が来日の折に録音した、もう 45年ほども前の レコードで持っていますが、それは 潤いと深みを感じさせる名演奏だと思います (2009.6.20.記)。