歌劇 「劇 場 支 配 人」 序曲 (モーツァルト作曲)
"Der Schauspieldirektor" Overture (Mozart)
マンドリン・オーケストラ用に編曲されていて、私達もよく演奏した曲で、ここでは普通の オーケストラの スコアから入力しています。 ただしこの曲を入力した 1990年頃、楽譜通りに入力すると、コンピュータの方がついていけない部分などがあったりしたために、適当に音を省いています。この歌劇は、皇帝ヨーゼフ2世の要請で作曲された、わずか5曲だけであとは セリフだけの "歌芝居" で、この序曲も わずか 4分位と短いもの (私の持っている ネヴィル・マリナー指揮の CDでは 3'41") ですが、楽器の編成は大規模で、彼の最後の交響曲である 第41番 「ジュピター」 などを予感させるような主題で始まります。ハ長調で、典型的な ソナタ形式 で書かれていて、歯切れが良く、駆け抜けるようなさわやかさがある曲だと思います。なお 同じ モ−ツァルトの歌劇の序曲として 「魔笛」 序曲 や 「フィガロの結婚」 序曲 も Up してありますので、お聴きください。