S e v i l l a

セ　ビ　リ　ア　　（アルベニス作曲）

S e v i l l a 　(Aibeniz)

（ギター・ソロ、4'13"、MP3 : 3.9MB）
（写真は スペイン・セビリアの市街等 ＜スライドショー＞）

　 ｢アストゥリアス｣ や ｢グラナダ｣、｢カディス｣ などとともに アルベニス (1860-1909) の ピアノ組曲である 「スペイン組曲」 の中の一曲。 スペイン・アンダルシア州の州都でこの地方の中心である セビリアは、 ｢セビリアの理髪師｣ をはじめ、「フィガロの結婚」、「ドン・ジョヴァンニ」、｢カルメン｣ など、多くの オペラの舞台としても有名な都市です。

　

　 ４分の３拍子で、この ギター曲では ト長調と ハ短調が入れ替わり、ト長調で終ります。 リズムといい メロディといい、ファリャの 「はかなき人生」の舞曲 にも通じる "土の匂いを含むきらびやかさ" といった感覚が "これぞスペイン" を感じさせる、忘れがたい名曲だと思います。

　

　 なお一部の音符で ハーモニックス （倍音） を使う部分があり、そういう時に MIDI上では １オクターブ上げて ピアノの音色を使ったりしますが、ここでは音色に違和感があるため、オクターブ上げた普通の ギターの音にしています。

　

　 この サイトには マンドリン曲の ｢セビリアの娘たち｣、｢セヴィラの空｣ などの他、上記の セビリアを題材とした オペラなどからの曲も多くありますので、それらもお聴きください。