Spanische Weisen

 
スペイン: ロンダにて
 

スパニッシェ・ワイゼン (シック作曲)

Spanische Weisen  (Schick)

(マンドリンとギター、2'39"、MP3 : 2.4MB)
(写真は スペイン: ロンダにて)

  "スペインの歌" と題するこの曲は、短く易しい曲ながら、重く悲しい問題あるいは憂いをもちながらもそれを吹っ切って軽く飛ばそうとしているような曲のように思われ、特に中間部において 色濃い哀愁あるいは郷愁を感じさせる曲だと思います。 そうした スペインの情感が感じられる曲という点では、サラサーテの 「アンダルシアの ロマンス」 や アマデイの 「アンダルーサの唄」、さらには フィグリオリーニの 「アンダルーサ」 などとも通じるところのある曲です。
 
  イ短調、4分の2拍子。 哀愁を含みつつも 軽快な アレグロ で始まり (A = a,a',b,b,a')、その区切りがつくと中間部に入って、(B) イ長調、アンダンテ の ギターの アルペジオ に乗って抒情的で スケール感のある場面となり、(C) ニ短調に変わって物憂く重い感じから哀しさで落ち込んだ感じのものとなり、(D) 4分の3拍子の 暗く熱を含んだ経過句を経て、A に戻って終わります。
 
  なお 私がこの曲を 4パート化、すなわち マンドリン1・2、マンドラ、ギターの 4パートで演奏した頁 もありますので、お聴きください。