演奏会用 タランテラ (マチョッキ作曲)
Tarentella di Concerto (Machiocci)
(マンドリンと ピアノ、2'22"、MP3 : 2.2MB)
マチョッキ の初期の作品で、合奏曲の多い彼の作品の中で最も注目される独奏曲と言われているそうです。8分6拍子、イ短調で始まり、ニ短調に転じ、最後は イ長調で終わりますが、これらの転調によって踊りが高揚していく感じが出ていると思います。"タランテラ" とは、刺されると踊り狂って死ぬ、あるいは踊り回らないと直らないといわれる毒蜘蛛の "タランチュラ" に由来する、ナポリを中心とした イタリア南部の舞曲の形式で、メツァカーポ の作品にも 「ナポリ <タランテラ>」 がありますが、私は、今お聴きになっている この曲の方が毒の回り方が激しいように (^.^) 思います。