Preludio from "La Traviata"

 
パリ郊外: ヴェルサイユの街並み
 

歌 劇 「 椿 姫 」 前 奏 曲 (ヴェルディ作曲)

Preludio from "La Traviata" (Verdi)

(管弦楽のマンドリン・オーケストラへの編曲のストリングス演奏、 3'39"、MP3 : 3.3MB)
(写真は パリ郊外: ヴェルサイユの街並み)

  「椿姫」 はおそらく世界で最も上演回数が多いだろうといわれる悲劇ですが、この曲は幕が開く前に、ヒロインである ヴィオレッタの はかない前途を暗示して演奏される有名な前奏曲です。
 
  短い曲ですが、アダージョ、ロ短調の、か弱い雰囲気で始まり、ホ長調に転じてから リズムに乗って、せつなく、はげしさもある中で進行します。 有名なだけに我々も演奏会などで マンドリン・オーケストラ 用に編曲されたものをよくとりあげたものです。
 
  演奏に際しては、冒頭の ストリングスの切り込みがきつくならず、いわば "触れなば折れん" といった感触を出せるよう一音毎に ボリュームを調整しましたが、上手くいっていますでしょうか (-_-;)。
 
  なお 歌劇 「椿姫」 の曲では、他に 「乾杯の歌」 と アリアの 「プロヴァンスの海と土地を」 もありますので、お聴きください。