"Dawn"

from "William Tell" Overture

スイスにて
 

歌劇 「ウィリアム・テル」 序曲 より 第1部: 「夜明け」  (ロッシーニ作曲)

"Dawn" from "William Tell" Overture  (Rossini)

(管弦楽、2'56"、MP3 : 2.7MB)
(写真は スイスにて)

  ロッシーニ (1792-1868) の 37才の時の、彼の最後の歌劇作品。 この 第1部 「夜明け」 の後、第2部 「」、第3部 「静けさ」 、そして皆さんよくご存知の終曲 (第4部) 「スイス軍隊の行進」 と続きますが、通常は これらが 続けて演奏 (全曲) されます。
 
  この第1部 「夜明け」 は、第4部などとは対照的に ハードルの高い (難解な) 曲で、私自身の高校時代の経験では、レコードを買って最初 5回位繰り返し聴いても、特にこの第1部など 一体何を表現しようとしているのか皆目分からず、"マルビ" の私としては 高い買い物をしてしまったと後悔したものの、やがて 10回位になって以後は何回でも聴きたくなるくらい惚れ込んだという覚えがあります。
 
  アンダンテ、ホ短調、4分の3拍子。 チェロの 5重奏を主体に進行し、途中から チェロ群と ベースが加わり、遠雷のように ティンパニーが入ります。 印象としては、いつもは穏やかに見えていた山や湖が、今は波乱の様相を含んで沈思黙考 あるいは 呻吟しながら夜明けを迎えつつある、といった曲のように思います。
 
  この第1部の MIDI作成では、私が愛用している YAMAHAの XG音源 で最も問題ある チェロの入力で苦労しました。 この音源では チェロが弾むように発音してしまうため、結局は 5台の チェロが奏く音符のひとつづつを音を聴きながら補正しなければならず、短い曲であるにも関わらず だいぶ時間を費やしてしまいました。