夜 (池宮 英夫 作曲)
Yoru (Ikemiya)
(マンドリン・アンサンブル (Mandoln1.2,Mandola,Guitar)、3'18"、MP3 : 3.0MB)
(写真は 鎌倉: 夫婦池の野生の藤)
1. 木の間の泉の、夜 (よ) となる哀しさ。
静けき若葉の、身ぶるい夜霧の、
白き息。
2. 木の間の泉の、夜となる哀しさ。
そよ風なげけば、花の香ぬれつつ、
身もだえぬ。
3. 木の間の泉の、夜となる哀しさ。
こがねの挿櫛 (さしぐし) 、
月姫 (つきひめ) うるみて、
さまよえり。
4. 木の間の泉の、夜となる哀しさ。
たゆとう なげかい、われらは堪えざり、
笛を吹く。