ツィゴイネルワイゼン (サラサーテ作曲)
Zigeunerweisen (Sarasate)
(ヴァイオリンと管弦楽の曲をマンドリンと管弦楽で演奏、6'08"、MP3 : 5.6MB)
この曲を マンドリンで奏くなどという場面は、これまでに何回かあったようではありますが、私は見聞きしたことがありません。 それが コンピューターのお陰で、いとも簡単に (入力は大変でしたが) 実現できるのは嬉しいことです。サラサーテ (1844-1908) は スペインの ヴァイオリンの大家。 "ツィゴイネルワイゼン" は "ロマ人の歌" の意で、この曲は ロマ舞曲や ハンガリー民俗舞曲をもとにして作られています。 前半は熱っぽく、後半はきわめて技巧的で、題名の雰囲気そのものといった曲だと思います。この曲は ハ短調に始まり、イ短調で終わりますが、テンポの変化が激しく、しかも フェルマータ (音を適当に伸ばす) が多用してあったりするものですから、楽譜通り入力すると マンドリンの トレモロ が均一にならなくなってしまいますので、この演奏では小節をはみ出して入力したりしています。 こうした点などで入力には苦労しました (・・;)。 一方で、演奏の方は楽にいくらでも早く奏けるので、この演奏は ちょっと悪のりの速さだったかも....(^^ゞ。